今朝、目が覚めて庭に出てみると、見かけたことのない、とても大きくて美しい黒い蝶がひらひらと舞っていました。 驚いてSNSに写真をアップしたところ、フォロワーさんから「それは「ナガサキアゲハ」じゃないか?」と教えてもらいました。
調べてみると、このナガサキアゲハは、あの有名な生物学者シーボルトが長崎で発見し、命名した蝶なのだそう。かつては九州より南の温かい地域にしか生息していなかったようですが、近年、その生息エリアがどんどん北上しているとか。 実は今、この蝶は「地球温暖化の指標」として専門家の間でも非常に注目されているようで、「チョウの分布域北上現象と温暖化の関係」によると、気温の上昇と彼らの生息域の広がりには、はっきりとした相関関係があることが分かっているようです。
美しい蝶に自宅の庭で出会えた嬉しさ。その一方で、かつて南国にしかいなかったはずの生き物が目の前にいるという地球温暖化の現実。この2つの感情が混ざり合い、少し複雑な気持ちになったのであります。
ですが、悲観するばかりではなく、まずは「知ること」が私たちにできる大切な一歩なのかもしれません。 もしみなさんも、普段の生活の中で「おや?」と思うような珍しい生き物や、季節外れの植物を見かけたら、ぜひ調べてみてください。写真を撮ってSNSで共有するだけでも、地球の小さな変化に気づき、みんなで考える素敵なきっかけになるかと。 身近な自然からのささやかなサインに、明日からも耳を澄ませてみたいと思います。
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