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JUNK WORLD

みんな大好きストップモーションアニメ、「 JUNK WORLD 」を観てきましたのであります!!「 MAD GOD 」を観に行ったころにクラウドファンディングしていました。ついに日の目を見たのであります。 「 JUNK HEAD 」の1024年前、CGには出せない味がある、キモくて、いとおしいキャラクターたちが奏でるユーモアある物語、悩めるエンジニアもそうですが、声を出して笑っている人がたくさんいました。 とても楽しめましたのであります。ぜひどうぞ!!

バロウズ

「 クィア 」に引き続き、「 バロウズ 」を観てきました。 真実などない。すべて許されている。 この言葉のとおり、自由さ、身勝手さ、無責任さを貫いてきたカルトアイコン、というのがバロウズのイメージですが、本作では家族との関係についての映像やインタビューが数多く出てきます。射殺してしまった奥さんの話、そして特に疎んじて死に追いやった息子の話にはけっこう時間が割かれており、カルトアイコンも晩年は深い後悔と諦めの中に生きていたんじゃないか、バロウズでさえ高齢には勝てなかった、そんなことを考えさせられる作品でありました。 悩めるエンジニアも50を過ぎ、晩年に向かっていることを感じることがちょくちょくあります。そんなわけで、バロウズの遺作である「 夢の書:わが教育 」を引っ張り出してくるなど。バロウズの遺作を読みながら、悩めるエンジニアもこれからの生き方についてちょっと考えてみようかと思ったのであります。 とてもおもしろかったです。もうじき上映終了してしまうので、気になった方は急いでください。

クィア

  「 ウィリアム・S・バロウズ祭り!! 」で紹介した「クィア」、観てきたのであります。ジャンキーでありクィアであること、そして妻殺しの疑いからメキシコに逃亡中という状況が強める孤独、その中で求めるものの決して共鳴することのない少しズレた愛、主人公リーを通してバロウズの内面を描いた作品なのであります。バロウズという人物、その作品を知っていないと、ちょっと難しいかもしれないですね・・・。 そんな作中での注目はジェームズ・ボンドの印象が強くなってしまったダニエル・クレイグ。アルコールとドラッグでよれよれで、みっともなく若い男を求める演技、いい味を出していました。ジェームズ・ボンドからは脱却できたのではないかと。実は過去には「 愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 」という作品でゲイ役を演じたことがあるそうで、本来の繊細な役が似合う役者に戻ったというべきでしょうか。 そして驚きだったのが選曲、「 『クィア/QUEER』の挿入曲とサントラ 」に詳しいですが、1950年代という舞台に対し、ニルバーナやプリンス、ニュー・オーダーなど時代を超えた、しかも悩めるエンジニア好みの曲がたくさん使われており、これがまた合うのでありました。 なかなか難しい題材なので、どうかと思っていましたが、楽しめました。気になった方はぜひ映画館に足を運んでみてください。

ウィリアム・S・バロウズ祭り!!

  20世紀最大の”カルト・アイコン”である ウィリアム・S・バロウズ 。悩めるエンジニアも学生時代、30年ぐらい前に、その独自性強すぎな作品にずいぶんとハマりました。そんなバロウズがテーマの映画がこの5月は2本も公開されるのであります。 「 バロウズ 」と「 クィア 」、「バロウズ」は83年作成のドキュメンタリーでフィルムの紛失などあり日本初公開、「クィア」はバロウズの小説を原作とした映画、悩めるエンジニアの手元にもある 山形浩生 氏訳の「 おかま 」が原作であります。なんと主演は007の ダニエル・クレイグ 。 ピーター・ウェラー は強くなりすぎたロボコップのイメージを払拭するために「 裸のランチ 」という難しい作品に出演したと言われてますが、ダニエル・クレイグもその口でしょうか?色々な意味で期待なのであります。 「バロウズ」でその人物像に迫った後に、その作品である「クィア」を噛み締めるのがよいでしょうか。見逃すと後悔間違いなし。バロウズを知らなかったという方も新たな世界が開けること間違いなしですので、ぜひ映画館に足を運んでみてください。

MAD GOD

先週末、嫁様と娘たちは渋谷へバレー鑑賞など。悩めるエンジニアのチケットはないので、近場の 新宿武蔵野館 で映画を鑑賞してきました。今年最初で最後、チョイスした作品は「 MAD GOD 」、特殊効果の神 フィル・ティペット 氏の作品であります。スター・ウォーズのモンスター・チェスのシーンを生み出した人といえば誰もが分かるでしょうか。 ストーリーがあるのかないのか正直わからない、奇怪でキュートな地獄めぐり、不気味でグロテスク、でも不思議な魅力を備えた映像がひたすら続きます。これを ストップモーション でやってのけるのはまさに神!!CGで何でも表現できる時代にこの作品が出てきたことには意味はあるんじゃないかと。アナログな手法が見直されるかもしれません。 少し前に「 JUNK HEAD 」という作品も話題になりました。こういう作品、悩めるエンジニアはもっと増えてもよいなと思うのであります。次回作「 JUNK WORLD 」の資金集めをクラウドファンディングでしているようなので、応募してみようかと思います。 コロナ禍の中、ロシアのウクライナ侵攻、原油高、物価高、円安、五輪汚職や企業の不祥事と明るいニュースがあまりなかったこの一年、奇怪でキュートな地獄めぐりで締めくくるのも一興ではないでしょうか。気になった方はぜひ映画館に足を運んでみてください。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

  1 day to go! ✨ Book your place for James Bowen @StreetCatBob in conversation with @CatRentzenbrink for tomorrow (May 6) at 7pm. Every ticket sold will help us open a community in Cornwall where homeless people can rebuild their lives. Ticket for £10: https://t.co/ReZv6rQaZ0 pic.twitter.com/5eZFN9HLpB — Emmaus Cornwall (@CornwallEmmaus) May 5, 2021   映画も猫。 週末にAmazon Primeで「 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 」という映画を見ました。実話に基づいた話だそうで、「 ボブという名のストリート・キャット 」が原作。ふと迷い込んできた猫を助けるうちに、主人公ジェームスのどうしようもなかった人生が好転していくという話であります。悩めるエンジニアは、縁が切れていたと思っていた父親の愛が描かれているところに一番感動しました。久々に心がほっこりであります。 この2月25日には続編の「 ボブという名の猫2 幸せのギフト 」が公開されるとのことで、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。おすすめであります。

北の果ての小さな村で

  先週末は家族で都内へ。奥様、お姉ちゃん、妹ちゃんは大井町のキャッツ・シアター、悩めるエンジニアはシアターをあとに町へ。さっしてください・・・。 といってもキャッツは2時間40分の公演、流石に1人でふらふらしているだけというわけには行かず、映画を見ることに。悩みに悩んで選んだのは「 北の果ての小さな村で 」という映画。「 シネスイッチ銀座 」へゴーであります。 厳しくも美しいグリーンランドの小さな村をとおして、生きるとは何か、それを伝えてくれる映画でありました。仕事に忙殺される日々、本当に生きていく上で今やっていることが必要なのか?押しつけられているだけじゃないか?日々感じていることに答えを出してくれます。ではどうすればよいか?一歩を踏み出す勇気ではないかと思ったのであります。そんなことを考えさせてくれる映画でした。 おすすめできます。