MIT teaches operating systems by giving students a complete Unix-like kernel and asking them to modify it. it's called xv6, a ~6,000-line reimplementation inspired by Unix V6. processes, system calls, virtual memory, and filesystems are all there pic.twitter.com/sFiHWgMmHb — trish (@TrisH0x2A) September 22, 2026 オペレーティングシステム(OS)の仕組みを一から本格的に学びたい方に、ぜひおすすめしたい教材を見つけたのでご紹介であります。 かつて「 UNIX 4.3BSDの設計と実装 」(通称:悪魔本)などに挑んだ経験がある方も多いと思いますが、現代のLinuxやFreeBSDなどのOSは数百万行を超える巨大な規模に成長しています。いきなり本物のソースコードを読んで全体像を掴むのは、ハードルが高く挫折しやすいのが現実です。 そこで最適なのが、MITの教育用OS「xv6」であります。 👉 Xv6, a simple Unix-like teaching operating system(MIT公式サイト) xv6が学習に最適な3つの理由 コード量が約6,000行と極めてコンパクト Unix Version 6(V6)の基本設計を踏襲しつつ、無駄を削ぎ落としているため、個人でも全体のコードを読み切ることができます。 現代の標準アーキテクチャ「RISC-V(マルチコア)」に対応 古き良きUnixの設計思想を、今まさに注目を集めるRISC-V環境で学べます。 充実した講義テキストと「日本語訳」の存在 MITの公式テキストが配布されているだけでなく、電気通信大学の菅原研究室によって 日本語訳テキスト が無償公開されています。難解なカーネルの概念を母国語でじっくり追えるのは本当にありがたい環境です。 👉 RISC-V版xv6テキストの和訳(電気通信大学 菅原研究室) まず何から始めるべき? まずは和訳テキストの「第0章(OSのインターフェース)」に目を通し、興...
過去に開発が止まって眠っていた個人プロジェクトを「 眠っていた個人開発をClaude Codeで救出!文章再構成ツール「カットアップメーカー」をGitHub公開しました 」で紹介したとおりGitHubで公開しました。 今回は、その開発プロセスで実践した「仕様駆動開発」のノウハウをスライドにまとめてみたのであります。 👉️ 仕様駆動開発をClaude Codeで試してみた リポジトリのコードを参照させた上で、以下の要件をClaudeに伝えてみました。 作成の目的・想定読者 スライドの大まかな構成 最も伝えたいメッセージと、読後に起こしてほしいアクション すると、わずか数分ほどで約7割の完成度のスライドが一気に生成されました。あとは細部を微調整しただけで、トータルの作業時間は2時間ほど。これで十分実用に耐えるクオリティに仕上がりました。 制作効率が劇的に向上し、AIの進化に圧倒された一方で、強く心に刻まれたことがあります。これまでもいくつかの記事で触れてきましたが、「 How(どう作るか)」をAIが軽々とこなす時代だからこそ、人間側の「 Why(何を・誰のために・なぜ作るのか)」という動機こそが最大の価値になる、ということです。 「何かを表現したい」「これを作って誰かに届けたい」という人間ならではの純粋な情熱やエネルギーがなければ、どんなに優れたAIがあっても何も始まらないのだと思い知らされたのであります・・・。 スライドをご覧いただき、AIの進化とともに「これからのクリエイターの在り方」を実感していただけたら幸いです。