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我らクレイジーエンジニア主義


正月休み、積読解消の第二弾であります。「取手藝祭」に行ったときに、廊下で拾ってきた書籍、ご自由にどうぞとのことだったので。「我らクレイジーエンジニア主義」、20年ほど前のTech総研の連載、15人のクレイジーエンジニアの秘蔵インタビュー集、今の悩めるエンジニアに刺さった言葉をいくつか上げてみます。

エンジニアというラベルを張った段階で、もう壁ができている。大事なことは、エンジニアであることではない。社会にどう貢献するか、なんです。- 石井裕
たくさんのコードを書き連ねるよりも、くだらないコードを書かないことのほうがよっぼど重要なんです。その意味を本当に理解して、自分が何をすべきかをもっと考えることが大切だと思う。この1行のコードって本当に書く意味があるのか、今、自分がやっていることが製品やサービスをとおしてどう世の中につながるのか。 - 富田拓郎

売上が上がって、多くの人の仕事がそこに発生したりすることは尊いことだとは思いますが、でもそれよりも仕事をする上で何より大事にしているのは、自分が何に感動したか、何に笑ったか、何に泣いたか、そしてそのようなことを自分の仕事でも実現できるか、です。- 八谷和彦 

これからは「何をつくるか」が問われる時代です。難しいことです。でも、そこにこだわるエンジニアこそが、きっといい仕事ができる時代が、すでにきていると私は思うんです。- 稲見晶彦

いくら性能があるといっても、普通の人は欲しいと思うでしょうか。そうじゃなくて、「こんなロボったがあっらたいいのに」とか「こんな外観だったらいいのに」「こんな動きだったらいいのに」というのが先にあって、じゃあそれを実現させるにはどんな技術開発が必要なのか、という発想が必要じゃないかと思うんです。- 高橋智隆
どんなにすぐれた技術も、すぐに世の中に受け入れられるとは限りません。技術の浸透には、プロセスがあるんです。文化的背景、ライフスタイルの変化・・・。これからの技術者は、そうした文化的な背景からタイミングまで、いろいろ考えて動かないといけない。- 古田貴之
自分に課せられた役割は何か。それを社会から発想してみる。僕はこれからのエンジニアには、そういう発想が求められてくると思っています。誰もが社会の中で、生きているんですから。- 大平貴之

VUCAと言われるこれまで以上に価値を問うことが大切と言われる時代、悩めるエンジニアに刺さった言葉をいくつか上げましたが、ここしばらく漠然と考えていた、人間的なぬくもりや感動を伝えること、自分が何に感動したか、何に笑ったか、何に泣いたか、そういったことが大事なんだという確信を与えてくれました。

天才エンジニアと同じようにはなれませんが、心に留めて残りのエンジニア人生を過ごしていきたいと思いました。ぜひ若い人に手に取ってもらいたいです。


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