先週末の話になりますが、妹ちゃんが藝大に興味があるとのことで、東京藝術大学取手キャンパスで開かれていた「取手藝祭」に足を運んでみたのであります。いきなりヤギでありますが、こちらは「ヤギの目」という、人間ではない「他者」の視点で社会を見るというプロジェクトで飼われているヤギとのこと。
悩めるエンジニアも近ごろ価値とは何か、価値を生み出すにはどうすればよいかを考えることのウェイトが大きくなってきていたりするのですが、どうしても人間中心で物事を考えがち。人間ではない「他者」の視点を入れてみるというのは、発想の飛躍につながるかもしれないなと思ったのであります。おもしろい。
そしてこちらは生徒さんの作品群。理解しようとすると難しいので、感性でとらえましょう・・・。
お昼は「藝大食堂」で。看板にセンスを感じます。この日は藝祭用の特別メニューでしたが、猪肉や鹿肉を使ったメニューがあり、一味違う。たまにイベントもやっているようで、この週末は「取手で土窯鶏ワークショップ」なんてイベントが。行きたかったのでありますが、先約があり今回はあきらめました。次は参加してみたいと思います。
こちらは生徒さんの作品が販売されていたので購入したもの。世界に一つしかない逸品、嫁様が気に入って使っております。
そして一番の見所は「藝大取手コレクション展2025」、取手に収蔵されている約13,000件の作品の一部の展示会。ポスターに写っている像は高村光太郎氏の卒業制作、その他に千住博氏の卒業制作など見ごたえのあるものでした。近場にこんなよい美術館があるとは知りませんでした。灯台下暗し。ちょくちょく見に行きたいと思います。
かなり楽しめました。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。


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