先週末、嫁様と娘たちは渋谷へバレー鑑賞など。悩めるエンジニアのチケットはないので、近場の新宿武蔵野館で映画を鑑賞してきました。今年最初で最後、チョイスした作品は「MAD GOD」、特殊効果の神フィル・ティペット氏の作品であります。スター・ウォーズのモンスター・チェスのシーンを生み出した人といえば誰もが分かるでしょうか。
ストーリーがあるのかないのか正直わからない、奇怪でキュートな地獄めぐり、不気味でグロテスク、でも不思議な魅力を備えた映像がひたすら続きます。これをストップモーションでやってのけるのはまさに神!!CGで何でも表現できる時代にこの作品が出てきたことには意味はあるんじゃないかと。アナログな手法が見直されるかもしれません。
少し前に「JUNK HEAD」という作品も話題になりました。こういう作品、悩めるエンジニアはもっと増えてもよいなと思うのであります。次回作「JUNK WORLD」の資金集めをクラウドファンディングでしているようなので、応募してみようかと思います。
コロナ禍の中、ロシアのウクライナ侵攻、原油高、物価高、円安、五輪汚職や企業の不祥事と明るいニュースがあまりなかったこの一年、奇怪でキュートな地獄めぐりで締めくくるのも一興ではないでしょうか。気になった方はぜひ映画館に足を運んでみてください。
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