やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。 山本五十六 の有名な言葉であります。マネージメントの真髄を簡潔に表している、まさに名言かと思います。 やっても見せず、やれと言い、結果が駄目なら怒り、挙げ句なんの解決策の提示もせず。 一方こちら、名言をもじって「 メンタルヘルスデー 」に書いたような日本の「キツい職場」をある人が表現したもの。的確かと。 悩めるエンジニアもここ7年弱の間、ある基幹産業でソフトウェア開発にたずさわってきましたが、複数社に席を置き、いくつかの会社と仕事をしてきた中で、たくさんの仲間が不幸な状況に追い込まれるのを見てきて、この業界ではどこの会社も大なり小なり「キツい職場」なんだなと実感したところ。 根強くはびこる縦割り意識 強すぎる上意下達の気風 見せしめのような叱責 能力やリソースに関する現場と経営陣の間の断絶 新興メーカーや新興国との競争も熾烈になる中、このような業界風土では、不幸な人を増やして、衰退していくだけだなと思うにいたったのであります。 そんなわけで業界を去ることにしました。山本五十六の名言を心に留めて、新たな環境でがんばりたいと思います。さらば社畜ロード。よいお年を!!
悩めるエンジニアの日誌です。思いついたことをつらつらと綴ります。