阪神大震災から26年が経ちました。悩めるエンジニアは神戸生まれ、当日は大学に進学した直後で東京にいたのですが、早朝のニュースを見たときのざわつき、連絡がつかないことへの焦り、なんとか動いている路線を経由して神戸にたどり着き、様変わりした景色を見たときの衝撃、今でも脳裏に焼き付いている記憶であります。
ですが、今では神戸に住むおよそ半数が「震災を知らない人々」となり、記憶や教訓の風化が急速に進んでいるそうです。当時の取材映像が「阪神淡路大震災 激震の記録1995」で公開されています。この日誌が目に止まった方は、ぜひ家族全員で公開映像を見て、当時の話をし、防災意識を高めることをおすすめします。
その後、関東で就職し、家族を持ったあとに起きた、東日本大震災も忘れられない記憶です。こちらも「ひなぎく」、「東日本大震災デジタルアーカイブ」、「東日本大震災アーカイブ」 、「震災犠牲者の行動記録マップ」などに様々なデータがまとめられています。阪神大震災が1995年、それから16年後の2011年、アーカイブされているデータを見ると、テクノロジーの進化を感じます。 エンジニアの端くれとして、テクノロジーってこういう使い方をされるべきだと思ったのであります。
ただ、これを活かせるかは経験した人がこういうデータを用いて語り継げるかだと思います。コロナ禍の中、気が滅入る話ではありますが、今日は子どもたちにこういった話をしようかと。みなさもぜひ。
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